「パーソナルトレーナーになるには?」と悩まれている方
「パーソナルトレーナーになるために勉強もしたし、パーソナルトレーナーの資格もとった。就職するためにはどうすればいいのか?」と悩まれている方
「パーソナルトレーナーとして働きたい」と思われている方へ
パーソナルトレーナーになるためには、
1.知識を身につけること
2.実技を習得すること
3.実技指導を身に付けること
は大前提です。
参照→パーソナルトレーナーの資格の種類、費用一覧
それだけでは、パーソナルトレーナーとして就職する、内定をもらうことは難しいでしょう。
今回のシリーズでは、どんな資格をとるべきか?とか、どんな学校にいけばいいの?
そういったアングルではなく、
新人のパーソナルトレーナーが
初めて実際のセッションに入り、クライアントに対応する実録と、
その時の新人トレーナーの心の動き、「気づき」などを
新人トレーナーの「振り返り」にのせて皆様にご紹介します。
彼は、19歳(2019年5月現在)、前職は建築関係(その前は高校生)でした。
そこから、パーソナルトレーナーとして志し、
パーソナルトレーナーとして学び、
パーソナルトレーナーの資格、NESTA PFTも取得しました。
座学・実技共に成績優秀であり、その点でも不足がなく、
また、コミュニケーション能力とクライアントに対する心構えのモチベーションが高い事に可能性をかわれ、
先日パーソナルトレーナーとしてデビューしました。
-その彼のパーソナルトレーナーのデビュー数日のセッション後の記録です。-
●2019年6月3日
今日はセッションに入り始めて4日目でした。
お客様とコミュニケーションをとったり、体調などに気にかけるということが少しづつ出来てきました。
クライアントK様のトレーニングセッション時、SQ(スクワット)の時の腰の違和感とSLSQの時に膝の痛みがあるとのことを伺ったとき、その種目をすぐにやめて、他の部位を多めにしたのですが、トレーニングを見ている限り、エラーがなく、痛みの原因がはっきりいないまま、終ってしまったことがありました。
その他のセッションではコミュニケーションを積極的にとること、
体調やトレーニングのことについて気に掛けることも意識しつつ行うことが出来ました。
腹筋の種目を自分なりに工夫して取り入れてみたのですが、
お客様の反応は良かったので安心しました。
トレーニングに慣れていて、エラーがほとんどない方ほど、
途中のコミュニケーションを取るべきだなと思いました。
●2019年6月5日
本日お一人目のクライアントF様のセッションからのスタートでした。
F様は、少し気の強い方だなという印象があったのですが、トレーニングの注意点や意識するところなどは、しっかりと守ってやって頂いたのでよかったです。
ボールクランチを行った際、バランスを取るのが少し難しいということで、しっかりボールは持っていたのでいたのですが、
少し信用していただけなかったのか、F様は「伸びてます」と言ってくださったのですが、
少し伸ばすのが浅く恐々やっておられる感じが少しあり、
これから、より信頼していただけるように頑張りたいと思いました。
本日3人目のL様
最初から最後まで心を開いてもらえなかった感じがあり、
今日全体のセッションを振り返っても一番うまくいかなかった感じがありました。
トレーニング自体のエラーはあまりなかったのですが、
もう少しコミュニケーションをうまくとれたら良かったと思いました。
●2019年6月10日
本日は4名のトレーニングを見させていただきました。
2人目のR様は、年齢が55歳くらいであることと、膝の調子があまり良くなかったので、
スクワットはバーベルを使わずにダンベルで行いました。
ダンベルで行ったところ、痛みなどなく行えました。
その他の種目でも膝を気にしながら行いましたが、問題なく行えました。
重量はかなりすべての種目において、控えめで行いましたが、
終った後に「しっかりと効いた」とおっしゃっていただけてよかったです!