ピラティスのインストラクターへの転職 プロジムで学んだ筋トレの知識を
自分の強みに!現在は1日50名集める人気トレーナーに
身体を根本から変えたい。
ピラティスとトレーニングを組み合わせた指導を広めるフリーランスインストラクター
前職:フラダンスインストラクター
現在は、ピラティスと筋トレ両方を指導できるフリーランストレーナーとして、関西、東京、福岡を行き来しながらフィットネスを広める活動をしている。
- トレーニングの勉強を始めた理由と感想を教えてください。
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前職はフラダンスの講師をしていて、生徒様の身体や体調を伺っている間に、身体を根本から変えたいと思い、身体の構造やメカニズムについて勉強をしようと決めました。
また、フィットネスを広めたいという思いがあり、私は小柄ですが、大柄な人も指導できる人になりたいとおもってました。
同じような身体つきの人しかトレーニングできないようではフィットネスは広めることはできないと感じていたからです。
プロジム卒業後はピラティスの資格も取得しました。
ピラティスと筋トレをどうして繋げるのか、別物だと思っている人が多いですが、繋がるところがたくさんあり、学びを深めることができました。
- パーソナルトレーナーを目指したきっかけはなんですか?
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トレーナーを目指したきっかけ、理由は3つあります。
1つ目は、トレーニングが大好きだったことです。
トレーニングが好きでしたし、もっとトレーニングを広めたいと思っていました。
2つ目は、コロナの影響で子供達が部活にいけなくなったことです。
私には3人の子供がいますが、子供達が自宅でおこなっているトレーニング方法があっているのかがわからず、自分で勉強をして、子供たちにアドバイスをしてみたいと思いました。
3つ目は、フラダンスのインストラクターをしていた頃に、生徒様の姿勢が気になっていたことです。
フラダンスには関係がなかったことですが、この時に根本、姿勢を直すことが大切だと思いました。ダンスをする前に姿勢を改善してほしい、姿勢を整えればもっと上手くなると思ったからです。
そして、先ずは健康でいることを考えてもらい、食事をしっかりとって、身体を動かす大切さを伝えていきたいと思ったことがきっかけです。
- 入学するまで不安なことはありましたか?
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今、正直にいうと不安な点はたくさんありました。
入学するまでは、若い方が多いイメージでしたので私の年齢でもついていけるか不安で、プロジムに通っていた時が、43歳だったのでクラスメイトにどんな風に思われるかという不安な点もありました。
また、文系の卒業だったため、数字が苦手で勉強についていけるか不安でした。
たくさん不安なことがありましたが、学びたいという思いが強く、学びたいことは解剖学などの知識の部分でしたので、負けずと頑張れました。
- たくさんのトレーニングスクールがある中でプロジム選んだ決め手はなんでしたか?
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何件もスクールを回りました。
最初はプロジムに通うことは考えておらず、他のスクールは予約をして見学に行っていましたが、プロジムは予約なしで訪ねました。予約だけ取れればと思い訪ねましたが、その場で個別相談をしていただき、とても親切に対応いただきました。
プロジムの講師の方は、私の考えや思いを否定せずに話を聞いてくださいましたし、また施設の雰囲気やスタッフの方にも品があり安心できました。
突然の訪問ではありましたが、その日に入学を決意いたしました。
- 実際に授業を受けてみていかがでしたか。プロジムの授業で印象に残っている授業はありますか?
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解剖学や力学の授業が本当にためになりました。
今でも解剖学的、力学的な視点からトレーニングを考えることで、適切な指導ができています。
またストレッチの授業は、今でも実際クライアントに行っています。
私は身体の根本を改善していきたいので、評価の授業がベースとなっています。
お客様のトレーニングメニューを考える上でも評価の授業が今でも役に立っていて、評価についてもっと勉強したかったと思います。
評価を事前にしっかり行うことで、昔の怪我なども発見できています。
特に高齢の方は、身体の不調がどこからきているのか、評価を行うことで発見できることが多いです。
カウンセリングでは身体の不調について大丈夫という人が多い中、怪我のリスクを減らすためトレーニングをする前に絶対することだと思います。
筋肉をつけるのは身体を整えてからです。だから評価の授業は本当に勉強になりましたし、
今でも役に立っています。
- NSCA、資格試験について
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マンツーマンのNSCA対策は価値のあるものでした。
マンツーマンで親切にわかるまで教えていただけました。
教科書をみて合格するのか不安に思い学校に直接電話したこともありましたが、その際も親切に対応してくださり、やってみよう!という気持ちになりました。
わからないことはわかるまで説明してくださり、宿題の問題集もとても役立ちました。
正解だけでなく、間違いにもしっかり答えられるようになったことが合格に繋がったと思います。
NSCAの資格を保持していることで、スポーツ選手からのオファーがあったり、ピラティスや薬膳の資格だけでは関わることがなかったかもしれない方々の指導ができています。
NSCAを保持していることで仕事の幅も広がっていると思いますし、私にとって資格は大きな価値があります。
- 周りの反応はいかがですか?
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スクールに通うことは家族も応援してくれていました。
子供が3人いますが、楽しんで勉強している姿を見せられました。
現在も子供たちとトレーニングをすることがありますが、トレーナーとして働いていることで、スポーツをしている子供たちも、勉強をしていることを知っているため積極的に質問もしてくれるようになりました。
トレーナーの勉強を始めたきっかけでもある、子供たちにも教えたいという願いも叶えることができました。
私は競技経験がなかったため、信頼してもらえたことは励みになりますし、実際にNSCAや筋トレの勉強をしたことで多くの方に認めてもらえたと思っています。
- 今後の目標や、これからどんなトレーナーを目指しますか?
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当初はジムをつくりたいという思いもありましたが、自由に動きたいと思い、店舗を持たず活動していきたいと考えています。
これからは、イベント等をもっと企画して、フィットネスを知ったり、始めるきっかけ作りをしていきたいと考えています。
先ずは、体を動かすことの大切さ、食事をとることの大切さを知って欲しいです。どちらかが欠けてもダメです。
自分の好きなフィットネス、自分にあったフィットネスを知って、少しでも多くの方にフィットネスを始めるきっかけをつくる仕事をしていきます。
フィットネスを広めるため、今後事業を拡大していきたいと思っています。
- トレーナーになることを悩んでいる人に一言!
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やはり学ぶこと、基礎を知ることは大切です。
トレーナーは誰でもなれるけど、解剖学を始め、お客様が何を求めているのか、何を正すべきなのか。
ただトレーニングをするだけじゃ、お客様の問題は解決できないです。
問題意識を持って勉強し、一生使えるアドバイスができるトレーナーになってほしいと思います。